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地上げ屋業者のやり方・方法手口とは?

time 2016/08/28

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地上げ屋業者のやり方・方法手口とは?

「地上げ屋」というと、どんなイメージを持つでしょうか。色々なイメージがあると思いますが、全員が共有しているイメージは「良くない」イメージだと思います。それこそ暴力団風の強面の集団であったり、一般人を騙していたりするイメージです。
今回は、そんな地上げ業者のやり口や手口などをお話します。

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昔と今の地上げ業者

私自身が地上げ業者ではないので、裏事情を全て知っているワケではありません。ただ、不動産ディベロッパーに勤務していた時には、少なからずこのような地上げ業者とは触れる機会があったので、その時に感じた事がベースとなっています。

昔の地上げ業者

まず、良くドラマや小説などで地上げ業者が出てくると、欲しいと思っている土地の居住者にトラックを突っ込ませたり放火をしたりして、土地を手放す事を強制的に誘導します。数十年前はこのような事は少なからずあったようですが、少なくとも私が触れた地上げ業者の中にはこのような業者はいませんでした。ただ、近しい事を行っている業者はいるようだと話していました。

今の地上げ業者

今の地上げ業者はこのような犯罪をするようなイメージではなく、合法的に安く土地を仕入れる業者のイメージです。彼らの不動産の買い方には以下のような特徴があります。

  • 現金で即購入する
  • 不動産的な問題があり、早期売却しにくい物件でも購入する
  • 売却したい物件がをまとめて購入してくれる
  • アパート、マンションの賃貸中の物件であって問題なく購入する

要は、普通の不動産会社であれば敬遠するような不動産こそ安く買えるので、そのような不動産を安く仕入れて高く売り、利益を上げているのです。

価値のある角地を購入

不動産は「接道」によって容積率が大きく変わります。そのため、土地の形や接道している道路幅員によって、建てられる建物の面積が大きく変わるのです。そのような時に、地上げ業者は以下のように価値のある土地を安く買い、それを不動産会社に高く売るという事を行います。

  • ①不動産会社Z社がマンションを建築するために、複数の土地を購入しているという情報が入る
  • ②その土地の一つである「土地A」は、角地で大通りに面している500㎡の(約151.2坪)重要な土地である
  • ③その土地の所有者に直接交渉して、坪単価30万円のところを坪50万円(総額7,560万円)で即日現金で購入を交渉
  • ④交渉は成立して、土地Aの所有権は地上げ業者の土地になる

不動産会社X社は土地A以外の土地は全て所有しました。しかし、土地Aが唯一大通りに接している土地なので、土地Aを所有しないでマンションを建てると全戸80戸程度のマンションしか建てられません。土地Aを取得すると容積率や斜線制限の関係で、全戸130戸のマンションが建てられます。

この土地にマンションを建てれば、一戸当たり平均6,000万円程度で売れるので、売却戸数が50戸違えば30億円売り上げが違っています。そのため、この不動産会社Xは、例え坪単価が相場の3倍の坪単価90万円(総額4.5億円)でも、この土地を購入します。地上げ業社からすると、土地を右から左に流しただけで約2億円(差額坪40万円×500㎡)の利益を上げられます。

このケースは、安く買って高く売るというよりは、高く買って更に高く売るというようなイメージです。

立ち退きを迫り土地を開放し収益を上げる

他には、立ち退きを迫りその土地に新しい建物を建てて転売するような事もします。例えば、以下のような流れです。

  • ①賃借人が家賃滞納しているにも関わらず立ち退かない総戸数5戸のアパートAを安値で購入
  • ②①に隣接する会社に社屋Bを購入。この会社は多大な債務を抱えているため、即日現金購入で安く買う事が出来た。
  • ③上記①②で購入したアパート・社屋を解体して、新たな収益ビルを建築
  • ④③で建築した収益ビルを不動産会社に転売

アパートAの事情

上記①の場合は、アパートAのオーナーは少なくとも1室からの賃料収入は途絶えています。総戸数5戸の1戸ですので、オーナーの収益的には大きなダメージがあります。アパートAを保有しているだけで赤字になっているかもしれません。

また、問題ある賃借人ですので部屋の状況も悪化しているかもしれません。そのため、アパートAのオーナーからするとその物件は安値でも良いので手放したいと思うはずです。しかし、そのような問題がある賃借人がいる場合には、買い手が付かない事が多いです。

しかし、立ち退き交渉が得意な地上げ屋にとっては、アパートAを安く買えるチャンスになるのです。そういう問題のある物件ほど安く買い叩けるので、地上げ業者からすると「狙い目」な物件になるワケです。

社屋Bの事情

社屋Bも先ほどのアパートAと同様です。会社の経営が危機に窮している状態なので、よりスピーディーに決済してくれる地上げ業者が有利です。不動産会社によっては、信用面から経営状況が芳しくない企業の不動産は売買しない時もあります。

そのため、社屋Bを保有する会社からすると、煩わしいやり取りもなくスピーディーに決済してくれる地上げ業者であれば安値でも良いので売却したいと思います。

このように、自社で自ら建築物を建て転売する場合もありますし、そのまま土地として不動産会社に転売する事もあります。

賃借人に問題がある場合や、債務を抱えている案件などを現金で一括即日購入することによって不動産を安く手に入れます。安く手に入れた分、そこに建築物を建てて相場並みに売れば儲けが出るという事です。

入居率の低い物件を買い取る

最後に、入居率の低い物件を買い取る方法です。この方法が地上げ業者の世間のイメージと近いかもしれません。具体的には以下のような事をします。

  • 入居率が50%などの低い稼働率の物件を安く買う
  • 入居者に対して立ち退き交渉をする
  • 立ち退きが完了したら物件を解体して売却する

入居率が低い物件は、さきほどのアパートAと同様、オーナーは赤字を計上し続けています。しかし、入居者がいる以上は勝手に解体などをする事は出来ません。また、稼働率の低い物件のオーナーになりたがる人はいないので、買い手も中々付かない状態です。

そんな時に、地上げ業者は立ち退きに関して精通しているので、物件を安く買い立ち退きを完了させれば相場価格で売るだけで利益を出す事が出来ます。立ち退き交渉は入居者と揉めて裁判沙汰になっても、ある程度の金銭も渡す事によって立ち退かせることができる事が多いです。

金銭の相場としては、転居のための実費と転居先の家賃1~2年分程度のようです。しかし、その金銭を支払い、建物解体費用を支払ってでも転売して利益が出る土地があるのです。そういう土地は、大抵が数十年前に建物を建てている土地が多いです。

「建物が老朽化している事によって入居者が減る→しかし、入居者が一人でもいる以上は解体できない→赤字を計上し続ける」という負の連鎖が起こってしまいっています。ただ、建物がボロボロなだけで、立地は良く土地自体の価値は高いことも多いです。

地上げ屋はそのような不動産に狙いを定めて取引をして利益を得るのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。このように地上げ屋のイメージはドラマなどとは少々違うかもしれません。確かに、例えば立ち退き請求の時に強引な手法を取る事もあるそうですが、基本的には合法的に解決をします。そのため、言い換えると不動産で利益を上げるプロフェッショナル集団とも言えます。

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不動産の価格は一般的に非常に分かりにくいですよね。多くの人が一生に一度、多くて二度までしか買わないモノですので、相場感覚(相場観)がないという点が理由です。相場を調べる方法で一番早い方法は査定をしてしまうことです。

「大体この位の金額で売却できます」という、目安の金額を、基本的には物件情報さえあれば1~2営業日程度で査定価格が算出されます。

また、複数の会社に査定依頼するというのがポイントです。1つの不動産会社だけでは適正価格とは言えません。そこで便利なのが、ここ数年で盛り上がっているインターネットの査定会社を使った相場査定方法です。

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