airbnbで儲かる部屋にするためには「登録方法」が決め手?

airbnbとは、民泊を仲介してくれるサイトです。つまり、自分の家をairbnbに登録しておき、希望が合致した人が予約して宿泊することによって、宿泊代が自分の元へ入ってくるという事です。そのairbnbで儲けるためには、結論から言うと「レビューを高くすること」が大切です。

レビューとは、実際の宿泊者の評価であり、その評価を見て他の宿泊者達も泊まるべきかどうかを検討するからです。今回は、そんなレビューを上げるためにどうすれば良いか、airbnbで儲かる部屋にするには登録過程で何に気を付ければ良いかについてお話します。

目次

airbnbに登録する時のコツ

airbnbに物件を登録する時は、airbnbのサイト※1へ行き「ホスト(物件を貸す側)になる」を選択します。そこから登録手順に沿って入力していくのですが、登録する時にも部屋の稼働率を上げるコツがあります。大きく分けると以下の3つのコツがあるので、ホストに登録する際には必ず気を付けましょう。

  • 部屋タイプの選択
  • 部屋の備品やアメニティグッズの選択
  • 部屋の写真掲載
  • 紹介文の編集

※1airbnb
https://www.airbnb.jp/

部屋タイプの選択

まず部屋タイプの選択をする時です。airbnbに登録できる部屋タイプは以下の3種類があります。

  • ①まるまる貸し切りタイプ
  • ②個室
  • ③シェアルーム

この3種類はそれぞれメリット・デメリットがあります。

①まるまる貸し切りタイプ

結論から言うと、①の貸し切りタイプが最も人気のあるタイプです。貸し切りタイプは、その名の通りマンションで言えば一室、一戸建てで言えば一軒全てをまるまる貸す事を言います。このタイプが一番ホテルや旅館などと近い形式です。貸し切りタイプのメリットは以下の通りです。

  • ホスト側は宿泊料を高く設定できる
  • ホスト側は自分の家ではないのでゲストへの過剰な気遣いは不要

一方でデメリットは以下の通りです。

  • ホスト側は自宅以外に物件をもう一つ持つので取得日とランニングコストがかかる
  • ホスト側は自分の自宅ではないので、掃除や修繕などのメンテナンスが面倒
  • ゲスト側はairbnbにある3つのタイプの中では宿泊料が高い

宿泊料は他の②個室③シェアルームと比較すると倍以上違ってきます。そのため、airbnbの収入をある程度伸ばしていきたいのであれば、①貸し切りの方が利益は伸ばしやすいです。

②個室

上記②の個室は、例えばマンションの1部屋を個室として貸し出すタイプです。つまり、リビング・ダイニングや浴室・洗面所などの水周りなどは、ホストとシェアするという仕組みです。イメージとしてはホームステイに近いようなイメージです。

ホスト側も第三者が入ってくる事に抵抗がなく、ゲスト(宿泊者)側も部屋をシェアする事に問題が無い方が泊まりに来ます。個室のオーナー側のメリットは以下の通りです。

  • ホスト側は自分の自宅と兼用しているので管理やメンテナンスが楽
  • ホスト側もゲスト側も異文化(ゲストが外国人の時)に触れることが出来る
  • ゲスト側は比較的安い宿泊料で泊まる事ができる
  • ゲスト側は疑問点や要望があったらホストに伝えやすい
  • ホスト側のレビューに良い評価が付きやすい

何よりメリットは、自宅の一室を貸すので手間がかかりにくいという事です。また、ゲスト側も安い宿泊料で宿泊できるので、ホストとゲストはwinwinの関係になります。またゲストと接する機会が多いのでゲストからのレビュー(部屋の評価)は高い点数が付きやすいです。

  • ホスト側もゲスト側も一人の空間が1室しかないので、プライベート空間が少ない
  • シェアルームよりは負担が大きくなる

個室タイプの部屋は、本来自分1人で住む時より1部屋広い部屋に宿泊します。つまり、1LDKであれば2LDKの部屋を借りなければいけません。そのため、前項の貸し切りタイプ程ではありませんが、部屋の維持費が高くなります。

③シェアルーム

シェアルームと上記②の個室との違いは、シェアルームはゲストに個室を設けないタイプという点です。一番多い例としては、自分が広めの1Rで生活していてその1Rの中にベッドを一つ置き、もう一つをゲストに貸し出すというタイプです。ゲストもそのような共同生活に慣れている人しか借りません。

シェアルームのメリット・デメリットは個室の時と同様です。違いは、シェアルームの方が、よりホストもゲストもプライベート空間がありません。また、シェアルームは元々一人で住む用の部屋にゲストを招き入れるので、費用負担はシェアルームの方が少ないです。

部屋の備品やアメニティグッズの選択

次に備品やアメニティの話です。ホストはゲストに貸し出す部屋にどんな備品を置いて置き、どんな設備を整えておくかを選択できます。勿論、グッズや備品は種類が豊富である方が良いですが、必要な物を必要なだけ置いておく事でコストパフォーマンスを上げましょう。

アメニティ、設備・備品について

ゲストが部屋を選ぶ手順としては以下のような手順です。

  • ①場所を指定する(〇〇3丁目のようなイメージ)
  • ②チェックイン日とチェックアウト日を入力
  • ③部屋一覧(リスティング画面と言います)から1部屋選ぶ(この時点で宿泊代は表示されている)
  • ④選んだ部屋の詳細(備品や紹介文など)などをチェックして最終予約手続き

アメニティや設備・備品に関しては④の項目になります。つまり、せっかく立地や宿泊代などを見て興味を持ってもらったゲスト候補者が、その部屋のアメニティ・備品が充実していないと、予約をせずに別のホストの部屋のページに行ってしまうのです。アメニティや設備・備品に関して行うべき事は以下の通りです。

  • タオル系は新品もしくはクリーニング済みをアピール(紹介文に盛り込んでも良いし、画像として用意しておいても良い)
  • 洗濯機や乾燥機が用意出来ればしておいた方がベター

やはり、ゲストがホテルや旅館との違いに挙げるのが「衛生面」になります。そのため、タオルなどは出来れば新品(安価でも良い)にしておく事がベストです。「NEW」などの紙をタオルの上に置き、その画像をアップするだけでも効果的です。

また、洗濯機や乾燥機も喜ばれます。自分が旅行に言った時に、「ホテルに洗濯機があったらな~」と想ったことはありませんか?その気持ちと同じ理由で、ホストの部屋に洗濯機があればベターです。

その他の注意点について

その他の注意点は「wifi設備の導入」と「写真と相違が無いようにすること」です。外国人が日本に旅行に来て不満に思う事は「無料でインターネットを利用できる場所が少ない」という点が多いです。今は、駅や施設でwifiが使える場所が増えていますが、他の国に比べるとまだまだ少ないです。

そのため、airbnbでゲストを宿泊させる部屋に、wifi設備を導入しておくことは必須と考えておきましょう。ポケットwifiなどで構いません。

また、アメニティや設備を写真撮影して画像としてアップしたら、その画像と相違ない状態にしておきましょう。昔あったクレームは、シャンプーのTSUBAKIを写真でアップしておいて、実際に部屋に行ったらTSUBAKIではない種類のシャンプーだったという理由で、クレームが入った事もあるそうです。

部屋の写真掲載

登録手順の中に部屋の写真を掲載する欄があります。部屋の写真は非常に重要で、ゲスト側も部屋を選ぶ時には以下の画面になるので、写真で第一印象が決まるのです。そのため、どんな写真を写すか、またどのように撮影するかでゲストのイメージがガラリと変わります。

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写真を掲載する時のコツは以下の○点です。

  • ①プロのカメラマンに依頼する
  • ②一眼レフのカメラを使用する
  • ③広角レンズの利用、太陽光の活用
  • ④観光地の写真もあり

①プロのカメラマンに依頼する

一番の理想は、プロのカメラマンに撮影を依頼する事です。プロのカメラマンの写真は部屋も綺麗に映りますし、ベストな角度や家具配置なども考えてくれます。airbnbでは、条件が揃えばプロのカメラマンに無料で撮影依頼※2ができます。知り合いがいれば知り合いに依頼しても良いですが、いない場合は必ずチェックしておきましょう。

※2airbnbプロによる写真撮影
https://www.airbnb.jp/info/photography

②一眼レフのカメラを使用する

知り合いにカメラマンがいなく、前項で紹介したairbnbのカメラマンも条件に合わないとします。そうなれば自分で撮影するしかありませんが、出来れば一眼レフの「良いカメラ」で撮影しましょう。今はスマートフォンのカメラでもある程度綺麗な写真は撮影出来ます。

しかし、他の写真がプロのカメラマンだったり一眼レフのカメラで撮影した写真だったりすると、どうしも見劣りしてしまいます。もし、一眼レフのカメラを持っていなければ初期投資と思って、購入するくらいの気持ちでいきましょう。それだけ写真はairbnbで儲かる部屋にするために重要な事なのです。

③広角レンズの利用、太陽光の活用

先ほど記載した画像のように、airbnbにはリビング・ダイニングやベッドルームの写真が多いです。つまり、ゲストが実際に過ごす部屋をアップしているケースが多いので、出来るだけ過ごしやすく見せた方が部屋の稼働率は上がります。

そのため、広角レンズで少しでも部屋が広く見えるように撮影する事がベストです。ゲストが違和感を覚えるまで広く見せてはダメですが、最大限広さを引き出す事は問題ありません。

また、必ず日当たりが良い時間帯に撮影しましょう。プロ用の照明などがあれば良いですが、中々そこまでの設備はないので、太陽光が部屋に入っている時間帯が良いです。出来れば直射日光ではなく、レースのカーテンを挟んだ太陽光の方が自然の写真が撮影できます。

④観光地の写真もあり

先ほど言ったように、写真は基本的には室内の写真が多いです。ただ、室内写真を掲載するという決まりはないので、観光地などの写真をアップする事も検討しましょう。airbnbの利用者は外国人が多いので、airbnbを利用する主たる目的は観光地に行くことです。

そのため、自分の物件の近くに外国人が喜びそうな施設や観光スポットがあれば、その写真を掲載するのも目を惹きます。ただし、観光地から近い(タクシーでワンメーター、徒歩距離県内)場所でないといけません。なぜなら、観光地から電車で○分などは、物件が多く存在するから惹きが弱いのです。

紹介文の編集

ホストとして登録する際に自分の部屋の紹介文を記載する欄があります。その紹介文を書く際にも稼働率を上げ、儲かる部屋にするためのコツがあります。

情報を端的に伝える

ゲストが知りたい情報は主に以下の情報です。

  • 詳細な立地
  • 周辺の施設
  • 詳細な室内状況

このような事を知りたいので、端的に紹介文に記載する必要があります。例えば、「〇〇という施設(観光スポット)に近い〇〇駅徒歩●分の場所にあります。周辺には徒歩●分でコンビニがあり、徒歩●分でコインランドリーもあります。」などが立地と周辺施設の事例です。

先ほど言ったようにゲストは外国人が多いので、分かり易くどこに何がある立地かを書いてあげると、ゲストも安心して予約できます。

また、室内状況については「間取り1LDKで築10年のマンションです。部屋にはベッドが2つ置いてあり・・・」などのように、室内と建物状況をイメージ出来るような紹介文にしましょう。

顔写真について

先ほど「部屋や観光地の写真は大事」と言う話をしましたが、紹介文の顔写真も大事です。この顔写真は先ほど挿入した画像のすぐ下に掲載されるので、ゲストも必ずこの顔写真を見ます。特に個室やシェアルームの時には、どのような人と同居するのかを見る事によって、ゲストは安心して宿泊出来ます。

顔写真のポイントは以下のです。

  • 清潔な格好
  • 笑顔で映る
  • 出来れば夫婦で撮影

印象が良いようにシャツなどをビッと着こなし、必ず笑顔で撮影しましょう。また、女性が映っていた方が、安心感が広がりますので、出来れば夫婦で撮影する事が望ましいです。

日本語以外の言語でも

自己紹介は出来れば日本語と、もう一つ違う言語で載せておくと良いです。先ほど言ったようにairbnb利用者は外国人が多いので、日本語だけだと読めない可能性があります。特に「〇〇人が多そう」などがなければ英語にしておきましょう。

今では、インターネットを検索すれば無料で外国語に訳しているサイトも多いです。そのようなサイトは決して綺麗な文法でない場合もありますが、紹介文レベルでは十分です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。意外と細かい所が重要だと思った方も多いのではないでしょうか。一見小さい事に見えますが、写真撮影やアメニティグッズ、そして顔写真などは実は非常に重要です。これらをキチンと行う事により、ゲスト側も安心して宿泊でき、結果レビューが高くなります。

レビューが高くなれば、リピーターや宿泊者からの紹介も広がりますので、稼働率が上がり利益を生み出しやすいのです。

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