不動産投資にも融資する日本政策金融公庫の完全マニュアル≪2016年度版≫ローン・リフォームローン

不動産投資をする際には融資を受ける方が多いです。借入先としては、銀行、地銀、信用金庫、ノンバンクなど、多種多様にありますが「日本政策金融公庫」という機関をご存知でしょうか。あまり聞いた事がないかもしれませんが、日本政策金融公庫は人によっては非常に良い借入先になります。
今回は、そんな日本政策金融公庫についてのお話です。

目次

日本政策金融公庫について

日本政策金融公庫について詳しくご紹介していきます。

日本政策金融公庫の特徴

日本政策金融公庫とは「公庫」と略される事が多いです(以下、公庫と呼びます)。目的としては「中小企業支援」や「社会的弱者の支援」であり、政府系の金融機関になります。結果的に不動産投資にも融資を行いますが、それは「不動産投資」に対しての融資ではなく、「事業」としての融資という扱いになります。公庫の特徴は以下の4点です。

  • 社会的弱者である中小企業や若者、高齢者、女性を優遇
  • 金利が1%台後半であり低金利
  • 金利タイプは固定金利のみ
  • 保証人は不要である

借入期間について

公庫は79歳までに完済という前提があります。それに応じて借入期間を決めなければいけませんが、年齢や性別によって公庫で借り入れ出来る期間は以下のように決まっています。

  • 女性:最大借入期間15年
    女性の場合、年齢は問いません。また、最大で20年の借入期間になることもあります。
  • 男性(29歳以上か55歳以上):最大借入期間15年
  • 男性(30歳~54歳まで):最大借入期間10年

この借入期間も物件や本人プロフィールによって決まってきます。

金利について

公庫の特徴の一つである金利についてです。上述した「固定金利のみ」取り扱っており「低金利」以外にも、以下のようなポイントがあります。

担保評価割合による金利の違い

2016年4月時点では、マイナス金利の影響もあり、金利は1.25%~1.85%で推移しています。また、公庫が独自の審査基準で「物件の担保評価割合」を決めます。その評価割合に応じて金利が決まってくるのです。つまり、担保価値が高いと評価された物件ほど、金利が低くなるという事です。以下は2016年4月時点の金利です。

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勿論、他の諸条件をクリアしている事が前提ですが、担保物件さえあれば評価に限らず融資は受ける事ができます。

審査ポイント

他の金融機関の審査と同じように、自分の年齢や年収や自己資金率などの個人プロフィールは確認します。金融機関ではなく、政府系機関ならではの特徴としては「公共料金や税金」です。勿論、過去の延滞履歴などにも厳しいですが、公共料金や税金の未払いがあった時点で融資の承認は難しくなります。

金利優遇が受けられる場合

民間金融機関にあるように、公庫にも金利優遇があります。金利優遇とは、借入者の条件によって金利をマイナス(優遇)してくれる事です。金利優遇が受けられる可能性があるのは以下の方々になります。
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  • 借入者が女性である
  • 借入者が29歳以下か55歳以上の男性である
  • この2つのパターンの時に金利優遇が受けられる場合があります。どちらのケースにしろ、最大で0.4%の金利優遇が受けられる場合があります。

    融資を受ける流れについて

    公庫で融資を受ける流れは以下の通りです。詳細はホームページ※1をご覧ください。

    • 公庫に申し出をして、融資担当者とアポイントを取る
    • 融資申し込みに必要な書類を持って面談、申込書類の精査
    • 公庫側の審査開始
    • 公庫側からの融資結果の通知
    • (承認の場合)金銭消費貸借契約などの本契約を締結
    • 所定の期日に融資実行

    このような流れになります。

    ※日本政策金融公庫
    https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/tetsudukij_c.html

    まとめ

    日本政策金融公庫とは、中々耳慣れない言葉ですが、実は不動産投資を考えている人には良いローンです。借入期間が短かったり、書類作成や面談などの手間が掛かったりしますが、一つの融資先候補として考えてみてはいかがでしょうか。

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