不動産広告の「マイソク」のすべて。基本項目・物件図面の実例画像と、早く高く売るためのコツ

「マイソク」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。主に、中古物件を売却する時に作成する、簡易的なチラシの事です。このマイソクが中古物件売却の主たる広告になるので、特に集客面においては非常に重要なツールになります。
今回はそんな「マイソク」をテーマにお話します。

目次

マイソクとは?

マイソクとはA4~B4サイズの一枚の紙チラシのことを言います。

マイソクに載っている情報は?

マイソクに載っている情報は以下のような情報です。

  • 間取り
  • 物件名
  • 管理費、修繕費
  • 物件金額
  • 物件付帯設備
  • その他物件情報

このように、必要最低限の情報を端的にまとめた広告物がマイソクになります。マイソクは非常にシンプルな構成になっており、色も白黒や4色刷である事も多いです。

なぜマイソクは重要か?

ポストに投函される新築マンションのチラシと比較をしてみると分かり易いですが、マイソクの方が見た目は劣ります。しかし、逆にそこにもマイソクのシンプルさの狙いがあります。

勿論、新築分譲マンションほど広告費を掛けられないので、シンプルにするという理由もありますが、新築マンションよりも「安く見える」事が大切なのです。中古でも「高級物件」と謳えるような立地にあるマンションは別ですが、大抵のマンションは周辺の新築マンションと比較したら「安さ」の勝負をしなければ中々勝てません。

そのため、マイソクというシンプルな形式にして余計な情報は省いています。マンションを探している方が一番知りたい「間取り」と「金額」を真っ先に目に入るようなチラシ構成にすることによって、周辺マンションとの差別化を図っているのです。

また、このマイソクはネットに掲載するデータの基データになる場合も多いです。つまり、マイソクをしっかり作成しなければ他の広告物にまで影響を及ぼすという事です。

マイソクのチェックポイントは?

つづいてマイソクのチェックポイントについてお話します。

写真は必ずチェック

まずは写真についてです。マイソクは先ほど言ったように、白黒や4色刷りも多いですが、カラーで刷ることもあります。その時には特に写真には注意しましょう。大体の場合が、仲介する不動産会社が査定時に撮影をしていきますが、出来ればもっと綺麗な写真の方が良いです。

入手できるか分かりませんが、物件購入時のデータを不動産会社から入手出来ればベストです。また、撮影に使用するカメラも一眼レフや広角レンズなどがベターです。その点もしっかり気を遣えるような不動産会社を選びましょう。

訴求ポイントは合っているかをチェック

また、訴求ポイントが合っているかのチェックも怠ってはいけません。訴求ポイントとは簡単に言うと「売り」の事です。不動産会社が売りだと思っている部分と、実際に住んでいる自分が売りだと思っている部分は違う場合が多いです。例えば、以下のようなケースです。

  • 価格を全面に押し出してアピールしているが、実際に周辺物件と比べると大して安くない
  • 「最寄駅」を全面にアピールしているが、そこまで訴求ポイントの強い駅ではない
  • 「周辺施設」をアピールしているがターゲットが近隣住民なので、既に知っている

たしかに不動産会社は「プロ」ですが、住んでみないと分からない魅力があるのも事実です。不動産会社に任せきりにせずに積極的に意見を出しましょう。

まとめ

いかがでしょうか。マイソク一つとっても奥が深い事がお分かり頂けたと思います。大事なことは不動産会社任せにしないという事です。自分自身で考え、不動産会社に意見するくらいの気持ちで売却に臨みましょう。

また、マイソクをはじめ広告については、しっかり戦略を練るという面も大切です。広告戦略は不動産会社によって大きく変わってきます。そして、その広告戦略が物件全体の売却自体に大きく影響してきます。

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