マンションや一戸建てなどの住宅を売却する時は、売却活動が大切になります。仲介をしてくれる不動産会社次第でこの売却活動は変わってきますので、言い換えると「不動産会社の選定」が大切と言う事です。売却活動は周辺に売却していることを認知してもらう事から始まります。
今回は、売却を認知してもらう時に重要な不動産売買ポータルサイトについてをテーマにお話します。
広告活動について
まずは、認知に必要な広告活動についてのお話です。
広告活動はどんな種類があるか
不動産会社が行う広告活動は以下のような活動になります。
- チラシなどの投函
- 既存顧客へのDM
- 既存顧客への電子メール
- 自社ホームページへの掲載
- 不動産ポータルサイトへの掲載
この中で今や一番の効果をもたらすのが、この不動産売買ポータルサイトになります。
不動産売買ポータルサイトとは?
不動産売買ポータルサイトとは以下のようなサイトです。
- SUUMO(スーモ)
http://suumo.jp/ - HOME’S(ホームズ)
http://www.homes.co.jp/ - athome(アットホーム)
http://www.athome.co.jp/ - Yahoo!不動産
http://realestate.yahoo.co.jp/
例えば、「押上駅」付近に3LDKのマンションを探している場合はどのように探すでしょうか。上記のような不動産売買ポータルサイトを知っていれば直接サイトに行き検索をする方が多いです。知らなければ、とりあえずインターネットで「押上 3LDK」などと入力し検索すると思います。
そのように検索をすると、ほぼ100%で不動産売買ポータルサイトがトップに出てくるのです。つまり、住宅を探している人は不動産売買ポータルサイトに行きつく可能性が非常に高いのです。
不動産売買ポータルサイトへの掲載
次に不動産売買ポータルサイトへの掲載と、それに伴うメリット・デメリットを紹介します。
不動産売買ポータルサイトへの掲載方法
結論から言うと、一般個人が不動産売買ポータルサイトへ掲載する事はできません。理由は、不動産売買ポータルサイトへは、宅建免許を持っている不動産会社のみ掲載可能だからです。そのため、不動産会社へ掲載を依頼する必要があります。
不動産売買ポータルサイト掲載のメリット・デメリット
つづいて、不動産売買ポータルサイト掲載のメリット・デメリットを紹介します。
メリットについて
メリットとして挙げられるのは以下です。
- 集客が有利になる
上述した通り、不動産売買ポータルサイトを見ている方が多いので集客に大きく影響します。 - 情報量が多く、情報の差し替えも容易
例えば、写真の差し替えをしたりアピールポイントを変えたりと、情報の差し替えが容易に出来ます。
このようなメリットがあります。前項でお話したように、住宅を探している人の大半は不動産売買ポータルサイトを見るので、効果が非常に大きいです。
デメリットについて
つづいてデメリットです。これは不動産会社側と売主側の2つの立場からデメリットがあります。
- 不動産会社からするとコストがかかる
物件を掲載する時にも費用がかかります。不動産会社が貰える手数料が少ない場合には、費用的に掲載が難しい場合もあります。 - 売主側に請求がいくことがある
前項のように費用がかかるため、無理に掲載を要望すると掲載料を請求される事があります。
このように費用面が大きなデメリットになります。通常の売却ですと、今回挙げた全ての不動産売買ポータルサイトに掲載するのは費用的に難しい場合が多いです。そのため、1~2サイトに時期を見極めて掲載するなどの戦略を取ります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。このように、不動産売買ポータルサイトに掲載するは、宅建免許を取得している不動産会社しか行えず費用がかかります。大事なことは不動産会社に広告戦略を良く聞く事です。タイミングを間違えば折角費用を投下したのに効果が薄かったという事もあり得ます。不動産会社任せにするのではなく、一緒に考えるスタンスで臨みましょう。
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